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自宅警備員と家事妖精 2021

世界が静まり返り、まるですべての人々が引きこもってしまったような2020年。 函館の洋館に住む自称「自宅警備員(引きこもり)」を名乗る45歳・独身のニート・古川稔。 稔は世界の苦しみをよそに、われ関せずと快調に引きこもり生活を続け、早5年となっていた。 そんな時、母・のぶ子が亡くなり一人残された稔は、洋館の持ち主の伯父から洋館から出て行くように通告される。 期限は一か月。伯父は洋館を取り壊して土地を売る算段だ。うろたえる稔の前に現れたのは、洋館に古くから住み着く家事妖精の絹(シルキー)。 絹は密かに家事を手伝いながら、この洋館を守り、この街の100年の悲喜交々の出来事をつぶさに見てきた。 絹は無謀にも稔に洋館を買い取って守れときつく促す。 努力や頑張ることを忘れてしまっていた稔は、何をやってもうまくいかない。 が,外の世界の色々な人々と触れ合ううちに稔自身にも変化が訪れる。売却期限が迫るなかで、稔は出来るはずはないと思いながらも自分の居場所である大切な洋館を救うために立ち上がる。

監督
主な出演者
藤本匠
大沢真一郎 / 木竜麻生 / 田之下雅徳(子役)/ 中島トミー / 林家たこ蔵 / 本城祐哉 / 巻島みのり / 流山児祥

©「自宅警備員と家事妖精」制作者委員会   >>公式サイト


ロケ地マップ

ロケ地巡り散策ルート

旧ロシア領事館

1908年(明治41年)に領事館として建てられたが,改装を経て新たな施設として生まれ変わる予定。 劇中,稔の自宅と対比するように廃墟となった洋館として登場した。

●所在地:函館市船見町17-3
●アクセス:JR函館駅から車で約13分
●確認窓口:はこだてフィルムコミッション 0138-21-3326

車で約2分
弥生坂

函館山山麓の坂では最も長い坂で,眼下に坂と海の函館らしい景色が広がる。 稔の自宅である洋館に続く道として撮影された。

●所在地:函館市弥生町
●アクセス:JR函館駅から車で約10分
●確認窓口:はこだてフィルムコミッション 0138-21-3326

車で約2分
港の庵

1902年(明治35年)築の商店を2014年にリノベーションしたこの建物は,普段は開放していないが,「函館西部地区バル街」などのイベントの際に,内部の様子を見る機会もある。 稔のアルバイト先の食品工場として撮影された。

●所在地:函館市大町8-26
●アクセス:JR函館駅から車で約8分
●確認窓口:はこだてフィルムコミッション 0138-21-3326

車で約2分
元町公園

1982年(昭和57年)に開園。園内には旧北海道庁函館支庁庁舎などの文化財がある。背後には旧函館区公会堂や函館山があり,眼下には函館港を一望できる。 自宅を追い出され野宿を決め込む稔と印籠を探すオリバーが出会う場面が撮影された。

●所在地:函館市元町12-18
●アクセス:JR函館駅から車で約10分
●確認窓口:はこだてフィルムコミッション 0138-21-3326

車で約3分
地域交流まちづくりセンター

1923年(大正12年)築の百貨店を再利用し,地域の情報発信や市民交流,市民活動支援の場として活用されている。 稔が職探しのために訪れたハローワークとして撮影された。

●所在地:函館市末広町4-19
●アクセス:JR函館駅より車で約9分
●確認窓口:同センター 0138-22-9700

車で約2分
函館公園

1879年(明治12年)市民によって作られた北海道最初の公園で,桜の名所としても知られている。 稔が星一郎と出会う場面が撮影された。

●所在地:函館市青柳町17
●アクセス:JR函館駅から車で約10分
●確認窓口:はこだてフィルムコミッション 0138-21-3326

車で約17分
旧遺愛女子校宣教師館

1908年(明治41年)に宣教師の住宅として建てられた国指定重要文化財。 「自宅警備員」稔と「家事妖精」絹の物語の舞台として撮影された。

●所在地:函館市杉並町23-11
●アクセス:JR函館駅から車で約13分
●確認窓口:遺愛女子中学・高等学校 0138-51-0418

車で約7分
Tune Hakodate Hostel & Music Bal

湯川地区にあるシェアハウスで,ミュージックバルとゲストハウスを併設している。 自宅を追い出された稔が転がり込み,人生の大きな転機を迎える場所となる。

●所在地:函館市湯川1-30-1
●アクセス:JR函館駅から車で約18分
●確認窓口:同所 0138-85-6630


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